2012年2月21日火曜日

校正作業にAcrobat.comはどうなの。

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印刷物の校正って、 どうやってます?

うちの会社では、原稿をプリントして、校正チーム一人ずつ順番に回している状態。もちろん一人が終わるまでは修正ができません。
校正→修正は細かいものをいれると、だいたい4回くらい。そのたびに紙を印刷しているので、ちょっとした修正のみの場合だともったいない。

そこでPDFに注釈いれて、しかも校正チームが全員、一度に校正でき、しかもそれぞれのいれた修正が共有できれば素晴らしい! という考えに至りました。で、見つけたのが(と言うほどでもないけど)Acrobat.comの共有レビューがそれらしい。


  1. まず、IndesignやIllustratorで作った原稿をPDFで保存。Acrobat proで開ける。
  2. コントロールパネルのところにある、「注釈」をクリック。
  3. 「共有レビュー用に送信」をクリック。
  4. Adobe IDでサインイン。レビュー用に別ファイルになった原稿をアップロード。そして、ウインドウがでるので、そこで送信したい人(校正する人)のメールアドレスを入力。
  5. 校正者にメールが届き、そこにレビュー用の原稿のアドレスがあるのでクリック。
  6. ファイルをダウンロードして、Acrobat Readerで開き、注釈などを使って校正を入れる。
  7. たまに入れた注釈をアップロードしたり、他の人がいれた注釈をダウンロードすることで、校正内容を共有するみたい。(まだちゃんと試してません…)

宛先で、コンタクトからアドレスを呼び出せます。



非常にざっくりの説明ですが、ちゃんと使えれば便利そう!

しかし今まで考えて見たこともなかったのは、紙の方が間違いを見つけやすいのでは?という思いがあるから。
なので2段階導入として、まず一度目の校正は紙で出力して順番に回す従来の方法をとり、二度目からの校正でPDFに注釈をいれていく形にしてみようと思います。しばらく試して、いけそうなら一度目からの校正でPDFを共有していきたい。

もちろん、いくらプリント代や紙代を削っても、間違いを見つけられなかったら意味がありませんから、きっちり検証していきます。

2012年2月17日金曜日

Indesignで基準点をテンキーを使って変更する

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Indesignで長い間ギモンに思っていたことがあります。

サイズを拡大・縮小するときの基準点、コレを変更するときは上部のコントロールパネルの小さい所にポインタを持っていかなくてはならず、ちょっと面倒でした。


ショートカットがないかなあ、と思って調べると、なんとアドビのサイトでテンキーで変更できるとありました!
でも、点線で囲まれている場合のみ…?点線?

基準点っていったらオブジェクトを選択して、拡大縮小ツールを選んだときにでるものだと思っていました。でもこれにどうやっても点線なんかでてこない!
そしたら、ふとしたはずみでコントロールパネルの左上のところに、点線が出てきました!


確かに、こうなったら、テンキーで基準点が変更できます。7なら左上、3なら右下みたいな感じです。
横にXの座標を入れるところがありますが、数値を変更する時みたいに、そこにカーソルを持って行って、そこからshift + Tabでカーソルが1個戻ります。そうすれば基準点が選択されるのです。

しかし! 簡単に基準点を変えたい、と思ったところはもちろん達成できていません。xの座標のところにカーソルを持って行くにはcommand + 6(macの場合)でできます。そしてshift + tabで、やっとこさ変更できるというまどろっこしさ…。もっといい方法会ったら教えて下さい!


2012年2月15日水曜日

違う意味で「自分が好きでしょうがない」

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私はアウトプットが苦手です。

そのかわりインプットは大好きなんですが、それもネットや本を読むことに偏っています。
勉強会にでたりして、外の人との関わりをもっと持ちたい、と思っていても躊躇してしまう。根っからの内気人見知りです。

何かの本で「内気なのはプライドだ」っていう言葉がありました。自身に対するプライドが強すぎる。だから自分が可愛くて、その大切な自分を傷つけるものからできるだけ避けようとしてるんですね。

確かに、人と喋ったりするのが嫌いではないんです。ただ、上手く話せなくて「なんだコイツ」って思われるのがイヤなんだろうと思います。そう思われるくらいなら、最初から関わらないでおこう、話さないでおこう、書かないでおこう。

アウトプットが苦手なのも、「せっかくインプットした内容を、結局こんな程度しか表現できないの?理解できてないの?」って思われるのが怖いんだろうと思います。「可愛い自分をバカって思われたくない!」ってことです。

でも、そういうことに気がついたのは最近のこと。それまでは、「自分は内気で人見知りなんだから仕方が無い、そういう性質なんだ」と思っていました。そしていろんなことを諦め、いろんな機会を断ってきました。でも、「自分はただ自分が可愛かっただけじゃないか」って事に気がつくと、なんか逆に持ち前の「自分可愛さ」が頭を持ち上げ、「カッコ悪いなー…」と感じるようになりました。

「そんなカッコ悪いのは自分じゃない!」と。そう思うとなんだか「じゃあもう一歩踏み出してみよう」って気持ちになってきました。

まあ、もっとアウトプットしたい、もっと多くの人と関わりたい(でも傷つけないでね)っていう、どうしょうもない自分の話です。自分の「嫌な面」の話だけにブログにもあまり書きたくありませんでしたが、小さい「一歩」として書くことにしました(でもtwitterでブログ書いたよとは言わないところが中途半端)。

2012年2月13日月曜日

Androidのポッドキャストアプリで、英語のリスニングを鍛えよう(2)

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まず一番上にある「My listen items」を選びます。
そしてFresh itemsの右横の緑の矢印をタップして更新すると、自分が登録した最新のポッドキャストが出てきます。更新できたら、出てきたポッドキャストをタップし、再生します。「Fresh items」に複数ポッドキャストがあれば、順番に再生されていきます。

もし出てこない人がいたら新しい更新が無いか、もしかしたらGoogleリーダーで既に「既読」にしてしまったかもしれません。GoogleリーダーでRSSを全て既読にしてしまうと、Listen「Listen Subscriptions」のフォルダのポッドキャストも「既読」になってしまいます。すると、もう聞いてしまった、ということになり、「Fresh items」に現れません。

もし既読にしてしまっていたり、過去のポッドキャストを聞きたい場合は、ListenのHOMEから、「My Subscriptions」をタップし、その中で聞きたいポッドキャストを選びます。そのまま再生してもいいですし(ストリーミングで再生されます)、幾つか連続して聞きたい場合はQueueに入れていけば、連続して再生されます。

2012年2月9日木曜日

Androidのポッドキャストアプリで、英語のリスニングを鍛えよう(1)

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スマホのおかげで、最近は無料で簡単に英語のリスニングを練習できる環境ができていますね。
ちょっとした時間を使って英語のポッドキャストを簡単に聞くことができるので、通勤時間にガンガン使っています。

今回はGoogleオリジナルのポッドキャストアプリ、ListenをAndroid端末にインストールして、ポッドキャストを登録するまでを説明します。ただ、ポッドキャストの登録はAndroid端末からではなくブラウザからします。
マーケットからダウンロード。

まずインストールしたら、Listenを立ち上げ、自分のGoogleアカウントを選択します。この時点ではポッドキャストは何も登録されていません。
しばらくしてPC/MacでブラウザからGoogleリーダーにアクセスすると、「Listen Subscriptions」というフォルダができています。

このフォルダに登録したいポッドキャストを追加していきます。そしてListenを立ち上げると、先程追加したポッドキャストが表示されているはずです。(同期する時間が必要なので、表示されていなければ15分ほど待ってみてください)

Tech系のオススメのポッドキャストです。リンクをコピーして、Googleリーダーの「Listen Subscriptions」フォルダに追加してください。


Wall Street Journal Tech News Briefing
Google、Apple、Amazon、FacebookなどのTech系の最新ニュースが聞けます。英語も聞き取りやすいです。WSJらしく、Tech系企業の株価のニュースも含まれるので、数字の聞き取りの練習にもいいです。(2桁以上の数字を聞きとって理解するの苦手なんですよね…)
  • 1日2回更新(日曜日は更新なし)
  • 約5分



TNW DailyDose
Tech系ニュースサイトのThe Next Waveのポッドキャスト。その日のTech系ニュースを3分程度にまとめています。英語はクセがあってスピードも速いので少し聞き取りにくいです。
  • 1日1回更新(土日は更新なし)
  • 約3分


Wired's Gadget Labs
おなじみWiredのポッドキャスト。電話インタビューなんかもあって、ちょっと聞きとりづらい。私にとってはかなり難しいです。
  • だいたい週1回更新
  • 約10分
もちろん、Listenからでも検索すれば直接登録できます。でもGoogleリーダーで管理できるのって便利なんですよね。

ウェブやガジェット好きなら、あちこちで知っている単語が出てくるので、とっつきやすいはず。Wall Street Journal Tech News BriefingとTNW DailyDoseの2つはだいたい朝7時くらいに更新されます。私は家でWifiでその2つをダウンロードして、駅までの道を歩きながら聞いています。2つで8分ほどなので、長過ぎずちょうどいいですよ。

次回は、Listenの操作方法を説明します。

2012年2月7日火曜日

ブログのテーマを絞りたい

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日記的なものよりオモシロくしたい。

今までアンドロイドのことやら、ビールのキャンペーンに当たったなど思いつく限りで書いてきましたが、やっぱりブログの軸になる何かテーマを作りたい、と考えていました。できるだけ毎日は更新したいけれど、毎日となれば(全然毎日更新していないですが)やはり自分が一番良く知っていることを書きたい。

じゃあ何を書くか。仕事関連でしたらデザインをしているので、手に馴染んだツールであるイラレのTipsやら、MacのTipsか。
はたまた最近興味を持ちながらも、何度も挫折を繰り返しているモバイル・アプリケーションのことか。

しかしモバイル・アプリは、持ち前の忍耐力の無さも相まって初心者止まりです。でもとてもワクワク感を感じる、面白い分野です。学びながら、その内容を更新していってもいいかな。

2012年2月6日月曜日

おすすめの英語のニュースサイト

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私がよく読んでいる、というか読むように努力しているページを紹介します。
全部英語のページで、Tech系、ソーシャル系が主です。

TechCrunch Tech系全般

Mashable Tech,ソーシャル系

AllThingsDigital Tech系全般

Android Central Android系全般

Android and Me Android系全般

Fast Company



デザインが好きな人はこんなサイトも

A List Apart

Smashing Magazine
Smashing Magazineでは毎月頭にかっこいい壁紙を紹介してくれます。同じデザインで、その月のカレンダーがついているものと、カレンダー無しの2パターンがあります。月替わりでデスクトップの壁紙を変えるのも気分が変わっていいですよね。

2012年2月3日金曜日

プレミアムモルツのプレゼントキャンペーンに当選した

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あまりくじ運の無い我が家ですが、プレミアムモルツのプレゼントキャンペーンに当選しました! やったああ!!

大きなペアのビアグラスです。
正直、これではあまり飲まないだろうなあ。もちろん、缶のままで飲むよりはずっとおいしいのだろうけど、めんどくさがり屋なもんで。

嬉しいのは一緒についてた(というか私にとってはこっちがメイン)プレミアムモルツ350ml×12缶! しばらくおいしいビールが飲めるのでゴキゲンです。

企業は株主のもの、じゃない。「21世紀の国富論」

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21世紀じゃないほうも、もちろん読んでません。

実は最初のほう、あまり面白くありませんでした…。

ROE偏重の危険

著者は語ります。アメリカでもてはやされているROE(株主資本比率)偏重がいかに危険か。ROEは利益を株主資本で割ったもの。だから利益を大きくすれば上がるが、逆に分母である株主資本を小さくしても上がる。ということは、資産を小さく(工場の売却や従業員の解雇)して、見せかけ上優れたROEに見せることが可能だということ、だそうです。ほうほう。

まあ、ROEなんて言葉があまり私の生活に出てくることもない。私が計算して割り出すのはオムツ1枚当たり単価くらいなので全然大丈夫です。しかしオムツって同じパンパースでも微妙に入り数が違って、計算するのメンドいですよね…。計算してから「+6枚」って文字見つけたりして。

ベンチャーキャピタル

第2章にはデータベースの話があり、ちょっと訳わかんないんですけど。となっていると、次の章から急に面白くなりました。

その第3章は、起業するベンチャー企業を助ける「ベンチャーキャピタル」の話。著者自身もベンチャーキャピタリストの一人だそうです。
言葉は聞かなくもないが、あまり何しているかよくわからない。そんなベンチャーキャピタルのことが書かれていて、最初の興味の薄さから一転、しっかり読んでしまいました。

創業者が社長とは限らない、ということには驚きました。アメリカでは社長は別にいて、創業者は開発部部長、なんてことも多々あるそうです、創業者イコール社長だと思い込んでいましたが、確かに優れた技術や発想を持っているからといって、マネジメントも優れているかといえば、そうとは言えない。日本のよくある階層式な役職構造が当たり前だと思っていましたが、そうとは限らないのですね。

企業は株主のもの?

そしてよく言われる「企業は株主のもの」。企業を私物化している創業者が問題になったときに、海外では常識だろ。みたいな感じでよく聞く言葉。
私もきっとそれが正しいのだろう、と思っていましたが、もちろん全てにおいて正しい、なんてものは存在しません。

その株主が短期の利益を追求する(ROEを重視する)なら、資本を削ってでも決して長い目でみた会社のためにはならないことも会社に要求する。
そんな株主には「企業は株主のもの。」とは言われたくないですね。会社は社会全体のものであり、「会社の役目は社会に貢献すること。株主が受ける利益はその結果にすぎない。」というのはなるほどなあと思いました。